高いポテンシャルを持つ長野県を消費者はどう評価するのか。
発刊予定は2009年3月、乞うご期待！
　消費者投票による評価型レストランガイドブックとして世界的に知られる“ザガットサーベイ”。その日本版発行元である株式会社CHINTAI（代表取締役社長・石川貴）は、この度「東京のレストラン」、「大阪・神戸・京都のレストラン」に続き、日本初の地方版・観光ガイドとして「長野のレストラン＆ホテル」を2009年3月発行予定として制作することを発表します。
　1979年、米国ニューヨークで誕生したレストラン評価ガイド“ザガットサーベイ”は、特定の評論家や調査員による評価とは異なり、実際にレストランを利用した消費者が投票に参加することで、料理・内装・サービスを30点満点で評価するという独自の評価方式を持ちます。
　長野版発刊着手の背景には、長野県観光の活性化を図りたいとする、長野県や長野県経営者協会からの強い働きかけがあります。世界的知名度の高い民間の評価ガイドであるザガットの導入により、長野県を訪れる観光客に対し、“消費者の評価に基づく質の高い情報を提供”し、顧客満足度の向上を図る一つのきっかけになればという思いが込められています。
　これを受けた弊社は、ザガットサーベイ国内版として初の地方版・観光ガイドとなる長野県のポテンシャルについて、米国ニューヨークのザガット社と徹底的に調査を進めて参りました。
　その結果、長野県は日本でも有数のメジャー級リゾートエリアおよび観光施設を随所に配し、観光客の動員数としては日本第2位を誇ることや、各エリアには地方色豊かな食材や食文化が存在すること、さらにはそれらが高いポテンシャルを有するにもかかわらず、情報として正しく消費者に伝達されていないことなどが判りました。この“秘めたるポテンシャル”を消費者に正しく伝えることこそ、ザガットサーベイの使命でもあります。全国から延べ9,000万人もの観光客が訪問し、アクセスの良さからその約半数を首都圏からの訪問者が占めることを考慮すると、“ザガット長野”は、より多くの観光者に応えるコンテンツになり得ると考えています。

あくまで消費者の店選びのために。
幅広く、偏りのない掲載店舗と精度の高い情報を提供
　ザガットサーベイの評価は施設の絶対的な格付けを決めるものではなく、消費者がTPOに応じた施設の選択をする際の指針を示すものと捉えています。そのため、価格帯・料理ジャンルとも幅広いレンジで掲載されることも特徴の一つです。膨大な投票結果をザガットサーベイ編集部が丁寧に精査して完成する“ザガット長野”は、広告主導や特定の評論家による偏った情報ではなく、消費者の期待値により近しく精度の高い情報を提供することでしょう。
　また、ザガットサーベイが観光活性化の手法として着目されたことは、これまで海外での事例はあるものの、日本国内では初の観光ガイドとなり、弊社としても大変意義深いものであると認識しています。

施設の利用者全員が調査員。
サーベイ（調査投票）参加で、完成本をもれなく贈呈。
さらに抽選で、“長野県原産地呼称管理制度認定品”を40名さまに！
　サーベイ対象は県内の主要レストランと宿泊施設になる計画で、投票期間は2008年9月23日（火）〜11月2日（日）です。投票は誰でも参加することができ、インターネットの投票サイト上に掲載されるリストから実際に利用した施設を選択し、コメントと共に自由に評価を記入します。もちろんリストにない施設についても追加することが可能です。
　投票項目は、レストランの場合はFood（料理）・Decor（内装）・Service（サービス）の3項目について、宿泊施設ではRooms（部屋）・Service（サービス）・Dinning（食堂）・Facility（施設）の4項目について、０〜３点の４段階評価にて投票します。集計された点数データは10倍され、30点満点で表記されます。
　ザガットの投票参加者には謝礼として、投票結果に基づいて完成したガイドブックを無料で1冊、さらに抽選で長野県原産地呼称管理制度認定品を贈呈します。消費者全員が調査員であり、自ら本作りに参加できるという極めて民主的な評価ガイドであることが、ザガット最大の特徴と言えます。
　利用者の声による“本音の評価ガイド”、ザガット。長野県内の飲食および宿泊施設を消費者の立場から客観的に評価するこのガイドブックの存在は、消費者により真に支持される施設情報を提供すると同時に、世界にNaganoの名前を知らしめる一つのきっかけとなることでしょう。 投票サイトはこちらから⇒www.zagat.com/japan/ (投票期間中のみオープン)